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ダイエットといえば、一番簡単にできるのが食事制限ではないでしょうか?
しかし、食事制限を頑張っても全然痩せないで悩んでいる方が多いのも事実で、中にはお水を摂っても太ってしまうと言ってる方もいます。
痩せない理由にはいくつかの原因が隠れています。
今回は、ダイエットで食事制限しても痩せない理由と7つの対処法について埼玉県さいたま市浦和の整体師が解説試て行きます。
ダイエットで食事制限しても痩せない人の7つの対処法
ダイエット中でも食べないと脂肪は燃えない?
痩せようと頑張ってダイエットを始める時に、多いのがテレビや雑誌などで流行りになっている単品のダイエットに飛びつく人も多いと思います。
「これを食べて痩せました」とメディアで騒がれてるとついつい手を出したくなるものです。
テレビで紹介された次の日には、その紹介された食材がスーパーで売り切れなんててことも多くあります。
紹介されるそれぞれの食材は、確かに痩せるのに必要な成分が多く含まれてることが多いです。
しかし、一種類だけの偏った食事では他の必要な栄養が摂れず、栄養代謝ができないため脂肪が燃えなくなり痩せなくなってくるのです。人によっては体温まで下がってしまうこともあります。
それでも体重が落ちてくるようならば、筋肉を落としてしまっている恐れがあります。
肌までガサガサになり人によっては生理が止まったり体調を崩す事にもなりかねないのです。
例えるならば、水を含んだスポンジをぎゅーっとしぼって干からびさせるような痩せ方です。
やせるというより痩ける(こける)と表現した方が正しいかもしれません。
ぎゅーっとしぼって干からびたスポンジに水を与えれば、また元の状態に戻ってしまいますよね。
このように結局リバウンドもしやすくなるということです。
脂肪や老廃物を代謝して体の外にだすためには、ビタミン、ミネラル、必須アミノ酸といった栄養素が必要になってきます。もちろん筋肉を維持するためにはたんぱく質も必要になってきます。
結局、食材はバランス良く、さらに種類はなるべく多く摂取していった方が痩せやすいのです。
その食事内容で痩せられる?
では、食材はバランス良く種類はなるべく多く摂取していれば単純に痩せられるのかというと、事はそんなに簡単ではありません。
種類を多く摂ることで全体量が増えてしまわないように調整する必要もあります。
さらに、内容がともなっていないとうまく痩せられません。
忙しい現代人において特に働く女性は忙しく、仕事から遅く帰ってきて夕飯を作る気力も時間もなくて、スーパーのお惣菜やコンビニ食、外食ばかりになっていると、こう言った食材には食材が腐らないように添加物と言った薬品が多く含まれています。
この薬品が脂肪の中でも一番落ちずらいセルライトになり、余計に痩せずらい体を作ってしまいます。さらにこのような食材は、砂糖が多く含まれており、ダイエットにおいてカロリーよりも糖質の影響は大きく、こうなると脂肪がより脂肪を呼び痩せないし太る悪循環を作ってしまうのです。
食材選びは、裏の表示を見て、薬品がなるべく少なくなっているものを選び、平日は忙しく料理が出来ないようならば週末にまとめて作り置きをして小分けして食べるか。それも難しいようならば、サラダだけでも1分ほどで簡単にできるものとして、キャベツをざく切りにして大きなタッパーに入れて何日かかけて食べたり、プチトマトなど買っておくと調理することもなくそのまま食べられます。
たんぱく質は納豆や豆腐といった植物性のたんぱく質なら調理も入らずに簡単に食べれます。
動物性のたんぱく質は調理が必要なものが多いので、ここだけ出来上がったものを買うなど工夫すると良いでしょう。ただし動物性のたんぱく質は味付けが濃くなっているものも多いので、できるだけ素焼きのものを選びましょう。
このように、ダイエットには食事の量を減らしただけでなく、内容も考えながら進めてみましょう。
痩せる腸内細菌
腸内環境とダイエットは密接な関係があります。最近は腸内フローラなど腸が大切ということはよく耳にすることかと思います。
この腸内には、実は「でぶ菌」と「やせ菌」が存在します。さらにこの菌は食事の内容によってどちらも増やすこともできれば減らすこともできるのです。
「でぶ菌」は、高糖質、高脂肪、低食物繊維の食事のスタイルで増えていきます。例でいうと、
食物繊維を削ぎ落とした精製された主食(白米、パン、うどんなど白い主食)。砂糖たっぷりの加工食品。肉料理や揚げ物など。ボリュームがある食材でこれだけ見ても太りそうな要素がありますが、さらに太る菌まで増やしてしまうのです。
「やせ菌」は、これとは真逆で低糖質、低脂肪、高食物繊維の食事スタイルで増えていきます。例でいうと、精製されていない主食(玄米など)。まめ、ごま、わかめ、野菜、しいたけ類、こんにゃくなどの芋類などを中心にて味付けも素朴なもの。野菜、海藻類を多めにした食事。昔ながらの和食を中心にした素朴な料理で、これだけ見ても痩せやすそうな要素がありますが、さらにやせる菌まで増やしてくれるのです。
太る体はどんどん太りやすく、逆にやせる体はどんどんスリムな健康体になっていくのです。
ダイエットをしないといけない太ってきてしまった人の腸の中には太る菌がいっぱいです。食事を制限するだけでなく腸内をやせ菌で満たしてあげる必要があるのです。一度腸内をやせる状態にしてあげればちょっと不摂生してもスリム体型を維持しやすくなります。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
水には脂肪の吸収を抑える3つの効果がある
次にお話しするのはお水です。当院でダイエットしてる方にもお水はオススメしています。単純で簡単なことですが、意外とダイエットには多大な恩恵があります。
痩せないで悩んでいる人は代謝が悪くむくみやすい人が多いです。
なかにはむくんでしまうからとお水を摂るのが少なくなっている人もいますが、逆に多く摂っていた方が痩せやすいのです。
1日に摂取するお水の量は「体重×30」を目安にしましょう。例えば、体重60kgの人ならば1.8ℓくらいということです。
体の中の60%は水分です。半分以上が水なのです。この水が入れ替わらないと体の水分はよどんできてしまいます。代謝しやすい体を手に入れるためにはまずは体の半分以上を占める水分をキレイにする必要があるのです。
お水は食事の前にある程度摂取すると痩せやすくなります。一食食べる前に500mlくらい飲めるように練習してみましょう。
お水を食事前に摂ることで「脂肪の吸収を抑える3つの効果」が期待できます。
1つ目は、インスリンの分泌を抑える効果です。インスリンとは太るホルモンとも言われこの分泌が必要以上にならないように抑えることができるのです。これは血糖値の低下にも繋がってきます。
2つ目は、満腹中枢を刺戟することができます。胃液を薄めることで満腹中枢を刺激して少量でも満腹を得やすくします。
3つ目は、ミネラルの補充です。先にお伝えしたように脂肪を燃やすにはビタミン、ミネラル、必須アミノ酸といった栄養素がバランス良く揃ってる必要があります。
そのミネラル分を補ってくれるのです。
ダイエットするなら◯才が痩せやすい
ダイエットするなら何才が一番痩せやすいのでしょうか?これには基礎代謝が大きく関わってきます。
数年前の厚労省データによると、17才と20代のこの若い年代の差で見ても、1日あたりの基礎代謝量は90kcal減少するので、一年で脂肪が4.7kg増える計算になります。
30代では−130kcal減少するので、一年で脂肪が6.7kg増える。50代では−170kcal減少するので、一年で脂肪が8.8kg増える計算になります。
1年後には基礎代謝はまた減少して、5年後ではまたさらに減少して・・・。
年をとればとるほどダイエットはストイックにやらないと痩せられなくなるのです。
ですから、ダイエットするなら何才が痩せやすいのか?のといの答えは「今」なのです。
さらに、体の代謝の仕組みは50才を境に変わっていきます。50才までは「解糖系」という糖をエネルギー分に活動していく仕組みですが。50才を過ぎてくると「ミトコンドリア系」というエネルギーに糖を使わない活動の仕組みに変わってきます。体の中で余った糖分はそのまま脂肪に変わってしまうのです。
甘いものや炭水化物を若い時より食べてないのに太ってきてしまうと思っている人は、そもそも体に糖分が必要なくなってくるということを頭に入れながらダイエットを進めてみましょう。
ダイエット中はストレスで太る?
結論から話すと、ストレスも体重の落ちずらい原因になります。
これにはまず自律神経というものが関係してきます。自律神経には交感神経と副交感神経という相反する神経が日常ではバランスをとりながら生活しています。
交感神経はストレスを感じていたり、緊張している時に働く神経でこのことにより消化器系の動きを止めてしまうのです。睡眠がうまく取れない方も交感神経が優位になり体重が落ちずづらくなります。
食事の内容が悪くてもストレスを作ってしまいます。先に話したスーパーのお惣菜やコンビニ食、外食などの糖質の多い食事や甘いお菓子類、糖質の多いお酒などを多くとってる人は、血糖値の乱高下が大きくなりイライラしやすくなります。さらに糖質には常習性がありタバコや麻薬のように摂りだすと止められなくなってしまう悪循環につながります。
甘いものを食べるとホッとする人は、実は糖質の常習性の悪循環に入ってしまってるだけかもしれません。
間違ったトレーニングは太るもと
ダイエットといえば食事制限。次に考えるのが筋トレなどに代表されるトレーニングではないでしょうか?
確かに筋肉が多いほうが代謝はしやすくなりますが、間違ったトレーニングをすると筋肉がつくだけで痩せずらくなることすらあるのです。
これは当院の施術の考え方にも繋がることですが、別のブログでも何度かお話ししていますが、生き物の体の動きはねじれの動きや相対性という左右相反する動きなどがともないます。
一番わかりやすいのは「歩く」という動きです。歩く時は手と足が左右反対に動くのがわかると思います。これが本来の動きなのです。
これをトレーニングで直線的な動きのトレーニングをしていくと本来の機能をともなわない動きが体にインプットされてしまいなめらかな動きができなくガチガチの動きになってしまいます。
このことにより骨盤の動きは崩れ、軸を使った動きができないため痩せずらい状況を作ります。
さらに、無酸素運動の筋トレは脂肪を燃やすというより体を引き締める効果になります。それに対して、有酸素運動のウォーキングは脂肪を燃やす効果があります。ダイエット初期なら筋トレよりもウォーキングのほうがオススメです。
まとめ
ダイエットするときに一番簡単に始められる食事制限。しかし、情報があふれている現代において間違ったダイエットをすると痩せないばかりか体を壊してしまうことにもなりかねません。
何をしたら痩せられるのか悩んでいる人に向けて、ダイエットで食事制限しても痩せない理由と7つの対処法について埼玉県さいたま市浦和の整体師が解説していきました。
くれぐれも無茶なダイエットはしないようにしましょう。
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